ONEPIECE FILM RED
初めてワンピースの映画を見た。
ワンピースのストーリー自体はとても好きで、漫画は読んだことがあったが、映画を見に行く、とまではいかず、初ワンピース映画。
街頭やCMで流れてくる 新時代 という曲と、ウタのストーリーに興味が湧いた。更に他の音楽演出陣も有名な人達ばかり。初めてワンピース映画に足を運んだ。
こんなブログを書くのは、ワンピースド素人のわたしが評価をするようで、とても烏滸がましいのではないかという気持ちもあるけど、どこかに残しておきたかった。そして、本当におもしろかった。
ネタバレにならないつもりで書いているけど、ネタバレになりそうな予感。
ウタの力と、歌というものが持つ力、
その力を信じ、新時代を作ろうとするウタ。
そんなストーリー。
歌が持つ影響力は、目に見えるものでは無い。
ただ、私自身、これまでたくさん歌に救われてきた。
失恋した時、仕事で失敗した時、先を越されて悔しかった時、もう何も上手くいかないと落ち込んだ時、自分は一人ぼっちだと感じた時。
好きなアーティストの歌声や綺麗なメロディーに載せられた歌詞がわたしを救ってくれた。一人じゃない、と。まだ大丈夫だ、と。
誰かを応援したいと思った時、学生時代に友人と切磋琢磨した時、真夏にみんなで楽しい時間を過ごした時、卒業の別れと喜びを感じた時。
あの素敵な思い出を思い返す時にも歌はそばに居てくれた。
これは私自身の小さな小さな出来事だけど、
"歌でみんなを元気にしよう"、"エールを送ろう"、"平和を願おう"
こんな言葉を何度も聞いたことがある。
歌の力を感じて、歌に力を貰ってる人達はきっと世界にたくさんいる。
"歌の力のおかげでうまくいきました"
そんな目に見える影響力はないけれど、歌の力は確実にみんなのエネルギーになってるんだと思う。
少なくともわたしはそう。
たくさんの人達が、音楽を愛して、音楽を表現しようとするのは、歌の力を信じ、人々のエネルギーになってほしいと考えるからなんじゃないかと思う。
ウタが持つ歌の力には大きな影響力があった。
ワンピースだからこそ、歌そのものの影響力が表現されていて、
"歌ってこんなに力があるんだよね"
とひしひしと感じた。
ただ、影響力があるだけであって、そのものが全てにはなってはいけない。
そんなメッセージもあるような気がした。
音楽は、人生を彩るもの、パワーを与えてくれるもの。
著名のアーティストたちの音楽に載せられて、改めて歌の力を感じた映画だった。
もちろん、ワンピースならではの仲間や家族を信じ、愛する大切さを感じる場面もあった。本当に本当におもしろかった。
子どもたちも楽しめる要素がいっぱいだったけど、大人のアニメを全く通ってこなかったわたしでも、感じるものがあった。
ワンピースが老若男女問わず、愛され続ける理由はここにあるんだろうなあ、すごいなあ、これがエンターテインメントだなあと感じた時間でした。
初ワンピース映画、夏休みの子どもたちやワンピースファンの大人たちがたくさんいて、とても緊張したけど、本当に行ってよかったと思った。
そしてわたしはやっぱり歌好きだと思った!
あとわすれちゃならんのは
ワンピース最高!!!!!